しらさぎ形成クリニック

ミニリフト

1.ミニリフトとは?

ミニリフトとは、お顔のたるみ改善やフェイスラインを整える効果が期待できる手術です。フェイスリフトと同様、皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することで、たるみを引き上げます。

フェイスリフトは、中顔面(頬のたるみ、目尻)や下顔面(顎、フェイスライン)、首のたるみなど、広範囲のたるみ改善に効果が見込まれます。
ただし、切開範囲が広い為にダウンタイムが長いというデメリットがあります。
それに対しミニリフトでは、フェイスリフトよりも切開範囲が狭く、腫れや内出血などのダウンタイムが軽いことが特徴です。

そのため、しっかりと広範囲に効果が欲しい患者様にはフェイスリフト、気になる部分のみの改善が目的で、傷あとが小さくダウンタイムの短いたるみ治療をしたい患者様にはミニリフトがおすすめです。

どちらの手術が適しているかは、患者様のお悩みやご希望をお伺いし、お顔の状態を拝見させていただいた上でご提案いたしますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

2.症例

ミニリフトの症例写真1
ミニリフトの症例写真2

手術について

切開式フェイスリフトのバリエーションで、傷を小さく必要な部分のみを引き上げ、「フェイスラインを整える」手術です。

術者からのコメント

masato_kinoshita

傷は耳の前から耳たぶ裏を少し切り上げるだけなので、従来のフェイスリフトの半分位の長さです。
・顔の下半分と首も引き締めたい
・糸リフトより効果を出したい
・糸リフトより持続させたい
・余った皮膚を取りたい
などの方に向いています。
極力しわを引きのばして切除しますが、皮膚は伸展するのでしわが残ります。

フェイスリフトと同様、
・SMASを引き上げる
・余った皮膚は切り取る
・リガメントを引き上げる
など、内容は同じですが、こめかみや首の広範囲までは効果は及びません。

たるみ具合により術式をご説明させていただきます。


術者:総院長 木下将人

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合併症

傷あと、左右差、腫れ、血腫、顔面神経麻痺、耳下腺損傷、しわの残存、過矯正、低矯正、フライ症候群、耳垂の変形など

手術の総額費用

ミニリフト 左右¥770,000(税込){料金改定後}
脂肪吸引 
フェイスライン ¥150,000(税込){料金改定後}
顎下 ¥150,000(税込){料金改定後}
静脈麻酔+血液検査セット ¥80,000(税込)

治療院

しらさぎ形成クリニック徳島院

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3.しらさぎ形成クリニックでは、こんなお悩みの方がミニリフトを受けています。

  • 顔のたるみを改善したい
  • 少ないダウンタイムで希望の部位のみ引き上げたい
  • フェイスラインを整えたい
  • 顔のシワやたるみを短期間で解消したい
  • 糸による切らないリフトアップでは効果がイマイチだった
  • ダウンタイムが短いフェイスリフトを受けたい
  • 傷あとができるだけ目立たない治療をしたい

4.しらさぎ形成クリニックのミニリフト

当院では、患者様のお顔のたるみを解消するために、ミニリフトの手術をご用意しております。

特徴その1:SMAS(筋膜)も同時に引き上げるので高い効果が期待できる

ミニリフト原理説明1
ミニリフト原理説明2

当院のミニリフトでは、皮膚だけでなく、たるみの原因である「SMAS」と呼ばれる筋膜から引き上げます。たるんだSMASと皮膚を同時に引き上げることで、効果を長期間持続させ、ご希望の仕上がりに近づけることが期待できるのです。

年齢とともに、重力の影響で頬や顎などは下垂していき、たるんだ状態になってしまいますが、余分な皮膚だけを切り取り縫合してしまうと、皮膚が伸びるだけでリフトアップ効果が長続きしません。

そのため、SMASのたるみを同時に切除し、皮膚深層からリフトアップを行います。お肌の奥からリフトアップを行うため、長期間の高い効果が期待できます。

特徴その2:傷跡が小さくダウンタイムが短い

ミニリフト剥離範囲説明1
ミニリフト剥離範囲説明2

当院のミニリフトは、比較的小さい切開範囲で治療を行うことができます。基本的には耳の付け根部分(正面から見える部分)を切開し、頬や顎のたるみを引き上げます。ミニリフトは、気になる部分のみを改善するため、切開範囲が狭く、その分ダウンタイムも短くなります。1週間程度は引っ張られるような感覚や、内出血などが見られる場合がありますが、術後の経過とともに引いていきますので過度なご心配は要りません。また、できるだけもみあげが耳に近づきすぎないよう、仕上がりのデザインにもこだわって縫合しております。さらに、フェイスリフトによく見られる、引っ張られたような目元や口元にならないよう、経験を積んだ医師が丁寧に縫合しますので、安心して手術をお受けください。

特徴その3:ご希望によって「フェイスリフト」と「ミニリフト」の選択が可能

当院では、お顔のたるみ治療に「フェイスリフト」と「ミニリフト」をご用意しております。フェイスリフトは、頬や顎のたるみだけでなく、首のたるみにまで効果が期待できます。ただし、切開範囲が広く皮膚の色が悪くなったり傷あとの赤みが長引いたり、ダウンタイムが長いというデメリットがあります。それに対しミニリフトは、気になる部分にのみ作用し、切開範囲が短いため、フェイスリフトに比べて受けやすいというメリットがあります。

ダウンタイムが長くても、長期間の高いリフトアップ効果が欲しい患者様には、フェイスリフトを推奨しております。一方、ダウンタイムを短くして気になる部位を手軽にリフトアップしたい患者様には、ミニリフトがおすすめです。患者様のご希望やたるみの状態などを拝見した上で、患者様に適した手術方法をご提案いたしますので、まずは患者様のお悩みをご相談ください。

5.治療の流れ

①カウンセリング

手術前に入念なカウンセリングを行います。患者様のお顔の状態を確認し、お悩みなどをお伺いした上で「フェイスリフト」と「ミニリフト」の、どちらの手術が適しているか決定していきます。

また、当院のたるみ治療には「スレッドリフト(トキシル・Nコグ・NFIX・ミントリフト)」などのご用意もありますので、場合によってはそれらをご提案することもあります。手術方法が決定しましたら、患者様のご希望をお伺いし、仕上がりのデザインなどを決めていきます。

②麻酔

ミニリフトのデザインが決まりましたら、麻酔を行います。当院では静脈麻酔(別途費用)を使用します。

③手術

麻酔が十分に効いていることを確認し、手術を行います。ミニリフトでは、耳の付け根の皮膚を切開し、たるみの原因である余分なSMASや皮膚を切除して縫合します。

④術後

手術が完了しましたら、アフターケアや術後の経過についてご説明いたします。入院などの必要はありませんので、そのままお帰りいただけます。

抜糸は術後約1週間後、術後出血が多い可能性が高い場合、ドレーンと呼ばれるシリコンチューブを留置する場合があります。

ミニリフトについてのよくある質問

  • Q
  • ミニリフトはどれくらいの範囲に効果が期待できますか?
  • A
  • ミニリフトでは、頬のたるみやフェイスラインに効果が見込まれます。ミニリフトは、気になる部分のみを引き上げる手術ですので、首のたるみなど広範囲の治療をしたい場合には、ネックリフトとの併用やフェイスリフトがおすすめです。
  • Q
  • ミニリフトの手術中は痛みを感じますか?
  • A
  • ミニリフトの手術中には、静脈麻酔を使用するため、痛みを感じることはほとんどありません。そのため、痛みに弱い患者様でも安心して手術を受けていただけます。
  • Q
  • ミニリフトの効果はどれくらい持続しますか?
  • A
  • ミニリフトでは、皮膚の深層にあるSMASからたるみを引き上げるため、3〜5年程度の長期間効果が見込まれます。ただし、効果の持続期間には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。
  • Q
  • ミニリフトの手術後に気をつけることはありますか?
  • A
  • ミニリフトの手術後は、赤くて広い傷あとが残る可能性がありますのでテープ療法をお勧めします。24時間、約1ヶ月間貼っていただきます。 できるだけ刺激を与えず安静にお過ごしください。
  • Q
  • ミニリフトには抜糸が必要ですか?
  • A
  • ミニリフトは、基本的には手術の1週間後に抜糸を行います。そのため、ご来院いただく必要があります。
  • Q
  • ミニリフトの手術時間を教えてください。
  • A
  • ミニリフトの手術時間には、個人差はありますが、2〜3時間程度のことがほとんどです。カウンセリングやアフターケアのご説明なども含めますと、もう少しお時間を頂戴する場合がありますので、ご予定などがある場合は、ご予約の際にあらかじめお申し出ください。
  • Q
  • ミニリフトのダウンタイムを短くする方法はありますか?
  • A
  • ミニリフトは、フェイスリフトに比べるとダウンタイムは短いのですが、頭を高くした状態でお過ごしいただくと、腫れが早く引いていく傾向があります。そのため、ソファなどで座った状態で休まれるか、枕を高くして眠るなどの工夫をしていただくと、ダウンタイムを短くすることが期待できます。 また、クーリングを1〜2日行っていただくことも効果的です。

6.ミニリフトにおける注意点

ミニリフトは手術翌日からシャワーが可能です。ただし、患部を濡らさないようご注意ください。洗顔や湯船での入浴は医師の指示に従っていただき、お化粧は手術翌日から可能です。また、内出血や引っ張られているような違和感を覚える場合がありますが、術後の経過とともに落ち着きますのでご安心ください。

手術翌日〜3日目に腫れが生じます。クーリングしできるだけ頭を高くした状態でいると、ダウンタイムの腫れが早めに引いていく傾向があります。頭を高くして座る姿勢を維持するか、枕を高くして眠るなど工夫してみてください。

手術後1ヶ月間は毛染め・パーマなどはできませんので、あらかじめご了承ください。また、傷に負担がかからないよう安静に、テープ療法を行ってください。

その他に、ご不明点やご不安な点がございましたら、何なりと当院までご相談ください。

 

フェイスリフト

ミニリフト

切開ライン

ミニリフト切開ライン1
ミニリフト切開ライン2

手術時間

3〜4時間(※個人差あり)

2〜3時間(※個人差あり)

麻酔

静脈麻酔

静脈麻酔

適応年齢

50〜70代

30〜40代

効果の出る範囲

頬のたるみ、顎のライン、首のたるみ

頬のたるみ、顎のライン

ダウンタイム

術後の痛み、腫れ、内出血などは1週間〜2週間程度で引いていきます。社会復帰は経過による個人差があるものの、抜糸後から可能です。約1週間は強めに引っ張っていることによる違和感がありますが、経過と共に馴染んで改善します。
テープ療法を1ヶ月以上必要としています。

翌日は、ほとんど腫れはみられませんが、4日目に腫れが出ることがあります。また、約1週間は引っ張られるような違和感や内出血などがみられることがありますが、経過とともに治まって、馴染んでいきます。
テープ療法を1ヶ月以上必要としています。

抜糸の有無

約1週間が目安となっています

約1週間が目安となっています

シャワー

術後翌日から可能です

術後翌日から可能です

メイク

術後翌日から可能です

術後翌日から可能です

効果の持続

5年(※個人差あり)

3〜5年(※個人差あり)

ミニリフトの施術料金表

  • ミニリフト
  • 770,000円
木下将人

著者:木下将人

総院長

専門医

日本形成外科学会専門医

日本美容外科学会専門医(JSAPS:Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)

日本美容外科学会専門医(JSAS:Japan Society of Aesthetic Surgery)

所属学会

日本形成外科学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本頭蓋顎顔面外科学会

日本外科学会

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術後は安静にしていただき、目への刺激は極力避けていただくようにお願いいたします。
眼瞼下垂の手術の術式にもよりますが、術後に眼帯をつけた場合には翌日までは外さないようにしてください。
帰宅後に目に痛みを感じた場合には、こすったり、触ったりせずに痛み止めを飲んでいただき、痛みが治まらない際は当院までご相談ください。

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