しらさぎ形成クリニック

マッサージピール・リバースピール

1.マッサージピールとは

マッサージピール

マッサージピールは、イタリアで生まれた新しいピーリング剤で、薬剤名は「PRX-T33」と呼ばれています。お肌のハリや弾力を取り戻したい患者様や、滑らかで若々しいお肌を求めている患者様におすすめです。

マッサージピールで使用する「PRX-T33」には、コラーゲン生成に効果が期待できる、濃度の高いトリクロロ酢酸(TCA)、低濃度過酸化水素(H2O2)、お肌の美白効果が期待できるコウジ酸が含まれています。

お肌に対する高いエイジングケア効果が期待できるうえに、痛み・赤みなど、従来のケミカルピーリングなどで発生しやすいダウンタイムの症状も抑えられているのが特徴です。

マッサージピールの効果

2.リバースピールとは

リバースピールとは、マッサージピールと同じく、イタリアで開発された新しいピーリング剤です。リバースピールは、マッサージピール「PRX-T33」を改良して、従来のケミカルピーリングでは対応しきれなかった肝斑や色素沈着への効果が見込めるようにした薬剤です。

肝斑の症状は、通常のくすみなどとは異なり、メラニン色素がお肌の表皮層だけでなく、より深い真皮層にまで蓄積され、色素沈着を引き起こします。そのため、肝斑を治療するには、真皮層の色素沈着を改善する必要があります。

リバースピールでは、お肌の色素沈着の深さに応じた3種類の薬剤(※詳しくは後出)を使用することで、表皮浅層・表皮深層・真皮層にそれぞれ成分を浸透させ、肝斑や慢性的な色素沈着に対して、高い効果を期待することができます。

3.しらさぎ形成クリニックでは、こんなお悩みの方がマッサージピール・リバースピールを受けています

  • ・お肌のハリ、ツヤ、弾力を取り戻したい。
  • ・ニキビ痕を治して、滑らかなお肌にしたい。
  • ・目元や口元のシワやくすみが気になる。
  • ・開いた毛穴をケアして、若々しい印象にしたい。
  • ・加齢や光老化によるお肌の衰えを改善したい。
  • ・顔全体のくすみを治療して、美しいお肌にしたい。
  • ・気になる肝斑や色素沈着の症状を治療したい。

4.しらさぎ形成クリニックのマッサージピール・リバースピール

当院では、患者様のお肌に関する様々なお悩みに応えるために、マッサージピール・リバースピールの各種治療をご用意しております。

◆マッサージピールの特徴:お肌をマッサージしながら治療を行う新しいピーリング治療

マッサージピールは、通常のケミカルピーリングとは異なり、「PRX-T33」と呼ばれる薬剤の溶液を使用し、お肌を優しくマッサージしつつ、成分をお肌の深部まで浸透させて治療を行います。

表皮の角質にはほとんど作用することなく、有効成分である高濃度トリクロロ酸(TCA)・低濃度過酸化水素(H2O2)・コウジ酸などが、お肌の深部にまで浸透し、コラーゲンの生成を持続的にサポートします。

そのため、小ジワ・たるみ・くすみ・乾燥などの様々な肌トラブルの症状に効果が期待でき、若々しくハリ・ツヤ・弾力のあるお肌を取り戻すことができるのです。

◆リバースピールの特徴:3種類の薬剤で肝斑や慢性的な色素沈着の症状を改善させる

リバースピールは、マッサージピールの薬剤である「PRX-T33」を、肝斑や色素沈着への効果が見込めるように改善したものです。

真皮層に届く第1薬剤「RsP1」、表皮深層に届く第2薬剤「RsP2」、表皮浅層に届く第3薬剤「RsP3」、3種類の薬剤がそれぞれの層で効果をもたらします。

従来の肝斑治療の薬剤とは異なり、第1薬剤から第3薬剤に至るまで、真皮深層部から表皮浅層に向けて作用していくため、皮膚の階層の内側からお肌のコンディションを整え、より効率的な肝斑治療および色素沈着改善の効果が期待できます。

5.治療の流れ

①クレンジング・カウンセリング

まずは、クレンジングでメイク落としを行っていただいた後に、患者様のお肌に関するお悩みを、医師が詳しくお伺いし、入念にカウンセリングおよび診察を行います。この際に、マッサージピールまたはリバースピールのいずれの治療が最適かを判断していきます。

②治療(塗布)

マッサージピールまたはリバースピールの治療を行っていきます。薬剤の溶液を患者様のお肌に塗布した後、顔全体を10分程度、マッサージしながら揉み込み、効果を浸透させていきます。

③術後

術後はマッサージピールまたはリバースピールの治療に応じて、以下の3種類のケア製品を使用することをおすすめしております。併用することにより、皮膚を活性化させ、お肌の改善により高い効果を期待することができます。

WiQo®保湿ナリシングクリーム(マッサージピール用)


WiQo®保湿ナリシングクリームは、高い保湿力を持ったマッサージピール専用クリームです。マッサージピール・リバースピールの術後は、皮膚の保護膜が失われるため、水分の蒸散によって乾燥・かゆみ・赤み・ひび割れなどの様々なお肌トラブルが発生する可能性が高まります。
そこで、WiQo®保湿ナリシングクリームを使用することにより、肌の保護膜を回復し、トラブルの元となる皮膚から水分の蒸散を防ぐことができます。朝晩だけでなく、乾燥を感じた際にも同様にご使用いただけます。

WiQo®フェイスフルイド美容液(マッサージピール用)


WiQo®フェイスフルイド(美容液)は、低pHのグリコール酸(濃度8%)をお肌に程良いバランスで配合している、アフターケアに適した製品です。
お肌を低pH(酸性)状態に保つことにより、皮膚の再生プロセスが効率的に促進され、マッサージピールによるコラーゲン生成を長期間持続させるサポートを実現します。
いわば、お肌が若々しく再生するための「エクササイズ」を行う状態を作り出す、高い効果が期待できる美容液となっております。

Wiqoシリーズ

WiQo®セラム(リバースピール用)


WiQo®セラムは、リバースピールのアフターケア専用の美容液です。トラネキサム酸や、ナイアシンアミドなど、美白効果が期待できる有効成分が多く配合されており、肝斑および色素沈着の改善を促進します。%)をお肌に程良いバランスで配合している、アフターケアに適した製品です。

マッサージピール・リバースピールについてのよくある質問

  • Q
  • ケミカルピーリングとマッサージピール・リバースピールの違いは何ですか?
  • A
  • 従来のケミカルピーリングは、古い角質を剥離することで、お肌の表面を滑らかにすることを目的としています。しかしながら、マッサージピール・リバースピールは、お肌の表面には強い剥離作用をもたらすことなく、表皮の深部や真皮層まで薬剤の成分を浸透させ、お肌のたるみ・シワ・くすみなどを改善し、ハリ、ツヤ、弾力を取り戻します。
  • Q
  • マッサージピール・リバースピールのダウンタイムはどれくらいありますか?
  • A
  • マッサージピール・リバースピールによるお肌の治療は、従来のケミカルピーリングのように古い角質を無理に剥離しないため、ダウンタイムはほとんどございません。術中に若干のピリピリ感が生じたり、術後のお肌に多少の赤みが生じたりする場合がありますが、時間の経過と共に治まっていきます。
  • Q
  • マッサージピール・リバースピールのアフターケアは何をすれば良いですか?
  • A
  • 当院では、WiQo®保湿ナリシングクリームとWiQo®フェイスフルイド(美容液)の併用を、術後のアフターケアにおすすめしております。その他、しばらく直射日光を避け、十分な保湿とUVケアを心がけていただければ幸いです。

6.マッサージピール・リバースピールの施術における注意点

日焼けをしている患者様は、マッサージピール・リバースピールの治療をお受けいただくことはできませんのでご了承ください。

また、妊娠・授乳中の方、糖尿病・心臓疾患・脳疾患・悪性腫瘍・光線過敏症などの症状をお持ちの方も、同様にマッサージピール・リバースピールの治療を行うことはできません。

その他の疾患をお持ちの場合も、マッサージピール・リバースピールの治療を行えない場合がございますので、カウンセリングの際に医師までご相談ください。

項目

詳細

手術時間

薬剤の溶液を塗布後、10分程度のマッサージを行いながら、成分を浸透させていきます

ダウンタイム

薬剤を塗布する際に、ピリピリとした多少の痛みを感じる場合がございます。また、稀にお肌が術後に赤くなったり、皮剥けが生じたりすることがありますが、時間の経過と共に症状は改善されていきます。

マッサージピールの施術料金表

  • 顔または首(1回)
  • 13,000円
  • 顔または首(5回)
  • 60,000円
  • 顔・首 両方(1回)
  • 23,400円
  • 顔・首 両方(5回)
  • 108,000円
  • 両手背(1回)
  • 8,000円
  • 両手背(5回)
  • 35,000円
  • WiQo®フェイスフルイド(美容液)
  • 8,000円
  • WiQo®保湿ナリシングクリーム(保湿クリーム)
  • 8,000円
  • 通常料金(1回)
  • 16,000円
  • 通常料金(5回)
  • 70,000円
  • マッサージピールと併せる場合(1回)
  • 14,400円
  • マッサージピールと併せる場合(5回)
  • 63,000円
  • WiQo®セラム(美容液)
  • 8,000円
木下将人

著者:木下将人

総院長

専門医

日本形成外科学会専門医

日本美容外科学会専門医(JSAPS:Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)

日本美容外科学会専門医(JSAS:Japan Society of Aesthetic Surgery)

所属学会

日本形成外科学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本頭蓋顎顔面外科学会

日本外科学会

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術後は安静にしていただき、目への刺激は極力避けていただくようにお願いいたします。
眼瞼下垂の手術の術式にもよりますが、術後に眼帯をつけた場合には翌日までは外さないようにしてください。
帰宅後に目に痛みを感じた場合には、こすったり、触ったりせずに痛み止めを飲んでいただき、痛みが治まらない際は当院までご相談ください。

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