AGA治療
1.AGA治療とは?
AGAとは、男性特有の脱毛症のことです。「Androgenetic Alopecia」の頭文字をとったもので、男性型脱毛症のことを指します。
AGAは、悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」によって引き起こされる脱毛症で、主な原因は遺伝と考えられています。
◆AGAの症状
AGAは、前髪の生え際部分や、頭頂部から薄くなっていくことが特徴です。進行性の脱毛症のため、治療せずに放置していると、どんどん薄毛が進行してしまいます。最終的には、側頭部と後頭部の髪の毛だけが残る状態となるのです。「生え際が薄くなってきたけれど、まだ大丈夫」などと考えるのではなく、AGAの症状が現れたら、早めに治療を開始するほうが良いでしょう。
◆AGAのメカニズム
AGAは、悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が、毛母細胞の働きを抑制することで発症します。毛母細胞の働きが抑えられると、髪の毛の成長が阻害され、薄毛につながるのです。このジヒドロテストステロンは、善玉男性ホルモン「テストステロン」に、還元酵素「5αリダクターゼ」が結合することで生じます。テストステロンや5αリダクターゼは、もともと体内に存在するため、取り除くことができません。そのため、テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻害することが、AGA治療に有効だと考えられています。
◆AGAの原因
AGAは、遺伝が主な原因です。例えば、5αリダクターゼの活性の高さは、遺伝によって受け継がれることがわかっています。5αリダクターゼの活性が高いと、テストステロンと結びつきやすくなるのです。その結果、ジヒドロテストステロンが生成され、AGAを発症しやすくなります。親族に薄毛の人がいる場合は、ご自身も薄毛になる可能性が高いといえるでしょう。また、生活習慣やストレスなども、AGAの原因として挙げられます。そのため、食生活・睡眠時間・ストレス解消などにも注意しましょう。
2.しらさぎ形成クリニックでは、こんなお悩みの方がAGA治療を受けています。
- 最近髪の毛が薄くなってきた
- 前髪のM字部分や頭頂部が薄い気がする
- 親族に薄毛の人がいるので心配
- 抜け毛の量が増えた
- 地肌が透けて見える
- 髪の毛が細くなってきた気がする
- カツラはできれば使いたくない
- スカルプシャンプーや育毛剤・発毛剤は効果がなかった
3.しらさぎ形成クリニックのAGA治療
当院は、2種類のAGA治療をご用意しております。
◆治療方法1:内服薬による治療
当院では、内服薬によるAGA治療を行なっております。処方する内服薬は「プロペシア錠」です。内服薬には、発毛を促進したり、抜け毛を抑制したりする効果が見込まれます。
◆プロペシア錠の効果・副作用

プロペシア錠の効果
プロペシア錠は、5αリダクターゼの働きを阻害する作用があります。そのため、ジヒドロテストステロンが生成されにくくなり、薄毛の進行を抑制する効果が見込まれます。
プロペシア錠の副作用
- 性欲減少
- 勃起不全
- かゆみ
- 湿疹
- 初期脱毛
- 肝機能障害
- 乳房肥大
- 乳房圧痛
プロペシア錠には、上記のような副作用が生じる可能性があります。しかし、これらの副作用が起こる確率は低いため、過度なご心配は不要です。
◆治療方法2:注射(HARG療法)による治療

当院のAGA治療では、内服薬だけでなく、HARG療法(ハーグ療法)による治療も行なっております。HARG療法とは「毛髪再生治療」のことで、薬剤を直接頭皮に注入し、髪の毛の成長力を高める治療です。HARG療法の効果と副作用についてご説明いたします。
HARG療法の効果
HARG療法では、150種類以上の成長因子が含まれている、幹細胞から抽出した薬剤を、直接頭皮に注入します。薬剤を注入することによって、毛母細胞が刺激され、ヘアサイクルが正常化し、発毛を促進させます。内服薬での治療の場合、毎日薬を服用しなければなりませんが、HARG療法の場合、定期的に治療をお受けいただくだけなので、治療の負担を軽くすることが可能です。
HARG療法の副作用
HARG療法は、注入した部位ににじむ程度の出血が見られる可能性があります。ただし、出血は一時的なものです。そのため、過度なご心配はいりません。また、施術の前後2週間程度は、ヘアカラーやパーマを控えてください。
4.治療の流れ
①カウンセリング
はじめに、カウンセリングをお受けいただきます。毛髪の状態やご要望をお伺いし、患者様に適した施術方法のご提案をさせていただきます。
②施術・処方
HARG療法を受けられる場合、施術を行います。
内服薬やサプリメントによる治療の場合には、お薬を処方させていただきます。
AGA治療についてのよくある質問
- Q
- AGAは治るのですか?
- A
- AGAは進行性の脱毛症ですが、治療をすることで進行を抑制することが期待できます。ただし、治療をやめると抜け毛が再度増えてしまうため、経過を見ながら継続して治療を続けることが重要です。ご不明点などがありましたら、カウンセリングにてお気軽にご相談ください。
- Q
- HARG療法は何回受ければ良いですか?
- A
- HARG療法は、基本的に月に1度の頻度で、合計6回の施術をお受けいただきます。その後、1年に1〜2回の施術で、髪の毛の成長力を維持する効果が見込まれます。なお、患者様の毛髪の状態やご希望によって、適した治療頻度や治療回数は異なります。
- Q
- AGA治療薬は個人輸入の通販サイトなどでも購入できますか?
- A
- AGA治療薬の中には、個人輸入の通販サイトで購入できるものがあります。個人輸入で治療薬を購入する場合、病院で処方されるものよりも、価格が安い場合が多いです。しかし、偽物がまぎれている危険性があるため、おすすめできません。AGA治療は、自己判断で薬を使用するのではなく、医師による診察・処方を受けるようにしましょう。
- Q
- AGA治療は保険適用されますか?
- A
- AGA治療は、基本的に保険適用されません。全額自己負担となります。
5.AGA治療における注意点
AGAは進行性の脱毛症のため、自然治癒することがなく、治療しないと髪の毛がどんどん抜け落ちてしまいます。そのため、生え際や頭頂部が薄くなってきたと思い始めたら、できるだけ早くクリニックを受診するようにしましょう。早めに治療を始めることで、薄毛の進行を食い止める効果が期待できます。また、AGAには内服薬だけでなく、注射やサプリメントなどの、あらゆる治療方法があるため、医師の診察を受け、適した治療を受けるようにしてください。
AGAの施術料金表
- プロペシアセット(30日分・1T/日)
- 23,000円
- ハーグ治療 注射(1回)
- 129,600円
- ハーグ治療 注射(6回)
- 650,000円
- ハーグ治療 注射(10回)
- 1,080,000円
あわせて読みたい関連コラム一覧
遠方からの来院も安心。交通費補助制度もございます。

術後は安静にしていただき、目への刺激は極力避けていただくようにお願いいたします。
眼瞼下垂の手術の術式にもよりますが、術後に眼帯をつけた場合には翌日までは外さないようにしてください。
帰宅後に目に痛みを感じた場合には、こすったり、触ったりせずに痛み止めを飲んでいただき、痛みが治まらない際は当院までご相談ください。
Instagramで症例を随時更新しております。
症例について動画や詳細な説明もしているので、気になる方はチェックしてみてください。