しらさぎ形成クリニック

ピコレーザー(ピコウェイ)

1.ピコレーザー(ピコウェイ)とは?

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ピコレーザーとは、1兆分の1秒単位である「ピコ秒」という非常に短い時間で照射する医療用レーザーです。照射時間が短いだけ肌への負担が少ないため、術後の肌トラブルのリスクを大きく軽減できます。

しらさぎ形成クリニックが導入しているピコレーザー「ピコウェイ(PicoWay)」は、アメリカのシネロン・キャンデラ社が開発した医療用レーザー装置です。532nm・1064nmの3種類の波長を組み合わせることで、多色の刺青やタトゥー除去の効果も期待できます。

レーザーによる施術では、やけどや色素沈着といった肌トラブルがつきものですが、ピコウェイは246psという短い間隔で照射するため、皮膚に強い熱作用が及びません。

2.症例

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pico-laser_after1
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pico-laser_after2

3.しらさぎ形成クリニックでは、こんなお悩みの方がピコレーザー(ピコウェイ)を受けています。

  • シミやそばかすを改善したい
  • 多色の刺青、タトゥーを消したい
  • ニキビ跡が気になる
  • 小じわやくすみを減らしたい
  • 毛穴の開きが目立つ

4.しらさぎ形成クリニックのピコレーザー(ピコウェイ)の特徴

しらさぎ形成クリニックのピコレーザー(ピコウェイ)には、次のような特徴があります。

特徴その1:3種類のモードを切り替えて肌に適した方法で照射

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ピコレーザー(ピコウェイ)は、次の3種類のレーザーを切り替えて、肌に適した方法で照射します。

  • ・局所的に高出力のレーザーを短時間照射する「ピコショット」
  • ・低出力のレーザーを広範囲に照射する「ピコトーニング」
  • ・点状に照射することで皮膚の再生を促す「ピコフラクショナル」

目的や肌の状態に応じて使い分けることで、患者さまのご希望どおりの結果を実現します。

特徴その2:肌へのダメージが少ない

効果図解1
効果図解2

ピコショットは高出力なレーザーを照射するモードですが、照射時間が非常に短く、スポットサイズも2mm~と小さいため、肌への負担を抑えることができます。また、ピコトーニングは低出力のレーザーを広範囲に照射し、くすみや色素沈着の改善、トーンアップなどをもたらす仕組みのため、こちらも肌への負担がほとんどありません。

ピコフラクショナルも、レーザーを点状に照射することで皮膚の再生を促すモードであり、肌の表面に与えるダメージも最小限に抑えることができます。

特徴その3:肝斑の改善も期待できる

肝斑には、刺激を与えると濃くなる性質があるため、高出力レーザーによる治療が難しいとされていました。ピコトーニングは低出力のレーザーで細かなメラニン色素を除去する仕組みのため、肝斑の改善も期待できます。

特徴その4:ニキビ跡や小じわ、毛穴の開きにも効果がある

ピコレーザー(ピコウェイ)は、ピコフラクショナルによって真皮に刺激を与えることで、毛穴の周りの細胞修復を促します。その結果、炎症によって毛穴構造が変化したことによるニキビ跡や毛穴の開き、小じわの改善が期待できます。

特徴その5:多色の刺青やタトゥーの除去

刺青・タトゥーを除去したい場合は、その色に対応した波長のレーザーを照射する必要があります。従来、刺青・タトゥー除去に使用されているQスイッチレーザーは、多色には対応していません。

ピコウェイは532nm・785nm・1064nmの3種類の波長を組み合わせることで、多色の刺青・タトゥーの除去が可能です。

5.治療の流れ

①カウンセリング

医師が肌の状態をチェックし、ピコレーザー(ピコウェイ)が適しているかどうか判断いたします。他の治療法と比較したうえでご提案いたしますので、不明点や疑問点は遠慮なくお申し出ください。

②クレンジング

クレンジングや洗顔で顔の汚れ、メイクを落としていただきます。

③施術

肌の状態に適した設定に調整し、レーザーを照射します。痛みが懸念される場合は麻酔クリームを塗ることも可能ですのでご相談ください。

④アフターケア

施術後は肌が多少の熱ダメージを受けているため、冷却で火照りを抑えます。もし、炎症が起きた場合は抗炎症薬の使用も可能です。

6.ピコレーザー(ピコウェイ)のダウンタイム

ピコレーザー(ピコウェイ)のダウンタイムは、照射モードに応じて次のように異なります。

  • ピコスポット……かさぶたができますが1週間程度で改善します。コンシーラーやテープで隠すこともできます。
  • ピコトーニング……赤みや色素脱失、かゆみ、発疹が起きる場合があります。
  • ピコフラクショナル……赤みや腫れ、点状出血が起きる場合があります。

洗顔やシャワー、メイクは当日から可能ですが肌が敏感になっているため、直射日光や摩擦は避けてください。

ピコレーザー(ピコウェイ)についてのよくある質問

  • Q
  • 施術時間はどれぐらいかかりますか?
  • A
  • ピコショットとピコトーニングは約10分、ピコフラクショナルは約15分が目安です。施術範囲や肌の状態などで異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
  • Q
  • ピコレーザー(ピコウェイ)は肌への影響が大きいですか?
  • A
  • ピコレーザー(ピコウェイ)は高出力レーザーですが、照射時間が非常に短いため、肌に大きなダメージが及ぶ心配はほとんどありません。照射後にやけどのようなトラブルが起きるリスクも抑えることができます。
  • Q
  • 何回ぐらい通う必要がありますか?
  • A
  • ピコレーザー(ピコウェイ)のモードや目的によって異なります。 ピコショット……小さなシミは1回、大きいものは2~3回を半年に1回のペースで照射します。 ピコトーニング……5~10回の施術を3~4週間ごとに受けていただきます。 ピコフラクショナル……5~10回の施術を3~4週間ごとに受けていただきます。 なお、必要な施術回数や頻度には個人差があります。施術効果を踏まえてご提案いたします。
  • Q
  • ピコレーザー(ピコウェイ)の痛みはどれぐらいですか?
  • A
  • ピコレーザー(ピコウェイ)の中でもピコショットは、輪ゴムで弾いたような痛みです。非常に短い時間の照射のため、強い痛みを感じることはありません。 必要に応じて麻酔クリームを使用いたしますので、痛みを心配されている方もお気軽にご相談ください。
  • Q
  • ピコレーザー(ピコウェイ)はどんな症状に効果がありますか?
  • A
  • シミ(日光性色素斑・炎症性色素沈着・老人性色素斑)やそばかす、肝斑、刺青・タトゥー除去、ニキビ跡、小じわ、毛穴の開きなどに効果が期待できます。必要な施術回数や適したモードなどは症状の種類や程度によって異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。

7.ピコレーザー(ピコウェイ)の注意点

ピコレーザー(ピコウェイ)の施術後は肌が敏感になっているため、少しの摩擦や直射日光でもメラニンが作られ、くすみの原因になることがあります。そのため、洗顔の際は肌を擦らないようにしたり、衣服による摩擦を避けたりすることが大切です。

外出時には、日焼け止めを塗るほか、帽子をかぶったり日傘をさしたりしましょう。

ピコレーザー(ピコウェイ)の施術料金表

  • ピコスポット(10×10mm)
  • 11,000円
  • ピコトーニング(1回)
  • 17,000円
  • ピコトーニング(5回)
  • 80,000円
  • ピコフラクショナル(1回)
  • 30,000円
  • ピコフラクショナル(5回)
  • 140,000円
  • タトゥー除去(サイズによる)
  • お問い合わせください
木下将人

著者:木下将人

総院長

専門医

日本形成外科学会専門医

日本美容外科学会専門医(JSAPS:Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)

日本美容外科学会専門医(JSAS:Japan Society of Aesthetic Surgery)

所属学会

日本形成外科学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本頭蓋顎顔面外科学会

日本外科学会

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