FAGA治療とは?
FAGAとは、女性特有の脱毛症です。「Female Androgenetic Alopecia」の頭文字をとったもので、女性男性型脱毛症と言います。男性によくある脱毛症に「AGA(Androgenetic Alopecia)」がありますが、女性が発症する場合、Female(女性)がついて、FAGAと呼ばれます。
AGAは遺伝が主な原因ですが、FAGAはホルモンバランスの乱れが原因と考えられており、特に更年期前後の女性に多い脱毛症です。なお、女性の脱毛症は、FAGA以外にも「FPHL(Female Pattern Hair Loss)」と呼ばれる場合があります。
◆FAGAの症状
FAGAは、髪の毛が抜け落ちてハゲるというよりも、1本1本の髪の毛が細くなり、毛髪全体のボリュームが減るという特徴があります。AGAは、前髪の生え際や頭頂部などの局所的な脱毛が目立ちますが、FAGAはつむじや分け目、頭髪全体の髪の毛が薄くなります。
◆FAGAの原因
FAGAの主な原因は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が減少することです。エストロゲンには、髪の毛を長く太く成長させる働きがあります。しかし、エストロゲンが減少することで、女性の身体にもともと存在する男性ホルモンが相対的に優位になり、脱毛が生じるのです。エストロゲンが減少するのは、下記のような理由が考えられています。
加齢
女性ホルモンは、初潮の時期から徐々に分泌量が増えていき、20代〜40代前半頃までが分泌のピークとなります。その後、40代後半〜50代前半の閉経前後に更年期を迎え、急激に女性ホルモンの分泌量が減少します。女性ホルモンの分泌量が減ることで、女性の身体や心に様々な影響を与えますが、FAGAによる脱毛症もその中のひとつです。女性ホルモンには、毛髪の成長期を維持する働きがあるため、分泌量が減少することで、髪の毛が十分育たずに抜け毛が増加します。
ストレス
ストレスが過度に溜まることで、自律神経やホルモンバランスが乱れ、血流が悪くなります。ホルモンバランスが乱れ、女性ホルモンの分泌量が減ると、髪の毛が十分に育たなくなります。さらに血流が悪いことで、髪の毛に栄養素が届きにくくなります。結果として、抜け毛や薄毛を引き起こす可能性があるのです。
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