目の上・目の下のたるみ取り施術とは?
目の上のたるみは、年齢を重ねることで上まぶたが下垂して重くなることで生じます。また、目の下も同様に、加齢と共にたるみ・しわ・ふくらみ・クマが出ることがあります。特に、目の下の皮膚は、ほかの皮膚にくらべて薄いため、経年劣化の影響を受けやすい部位であるといえます。
年齢としては、早ければ20代の若い方から、遅くとも60代の壮年期にかけて皮膚の下垂がすすみ、目の上のたるみや、目の下のたるみ・しわ・ふくらみ・クマがみられるようになります。
このようにしてできる目の上・目の下のたるみを主にした症状は、しわ予防の美容クリーム、たるみを治療するレーザー治療、しわ・たるみ対策のコラーゲン注入・ボトックス注射などで対応する場合がありますが、これらのお手入れのみでは完全に治すことはむずかしいのが現状です。
そこで当院では、目の上のたるみを取るために、眉毛の下の余剰皮膚切除する眉下切開をご用意しております。一方、目の下のたるみ取りでは、目の下を小さく切開して、たるみ取り・脂肪取りを行う施術を提案しています。
切開というと、大がかりな施術を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはほんの少し切開するのみで、傷跡も目立たないため、治りも早く、仕上がりも綺麗なので、安心してお受けいただくことができます。
しらさぎ形成クリニックでは、こんなお悩みの方が目の上・目の下のたるみ取り施術を受けています
- 上まぶたがたるんでいるので年寄っぽい印象になる
- 二重がたるんだ上まぶたで隠れて奥二重に見えてしまう
- 写真を撮るときに目の下に線や影ができる
- 「疲れている?」と特に疲れがない時も言われる
- 目の下や目元のたるみを改善、解消したい
- 目の下のクマを消す手術を受けたい
- 目の下のクマを除去して若返りたい
- たるんだ目袋の治し方を探している
こんな方は要注意!目の上・目の下のたるみの原因とは?
目の下のたるみやくぼみが目立つケースには、以下のような原因が想定されます。
◆目の上のたるみが目立つケース
目の上のたるみは、加齢による皮膚の老化によって発生します。老化と共に、お肌の弾力をつかさどるヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分が減少し、重力に逆らえずに上まぶたが垂れ下がり、目の上のたるみとなります。
中には、目の上のたるみが二重を形成するしわにかぶさってしまい、奥二重のように見えてしまうケースもあります。
◆目の下のたるみが目立つケース
目の下のたるみは、加齢などによって眼球を支える靭帯が緩み、眼球が下垂することによって生じます。
目の下には眼窩脂肪(がんかしぼう)の袋が3つあり、これらが眼球によって押し出されてふくらみ、たるんだ部分が線・しわ・目袋を形成して、段差によって影のように見えるクマの原因となるのです。
◆目の下のくぼみが目立つケース
生まれつき目の下にある脂肪の量が少なかったり、加齢によって目の下の脂肪が痩せてしまったりすることで、目の下の皮膚がへこんでしまい、その凸凹の高低差によって影のようなクマが出る場合もあります。
当院では、これらの目の上のたるみや、目の下のたるみ・くぼみの直接的な原因となっている余った皮膚や脂肪を切開によって取り除き、たるんだ皮膚を引き上げて縫合することで、より確実性のある効果が期待できる施術を行います。
※なお、上まぶたのたるみと共に頭痛・肩こりといった症状が出る「眼瞼下垂」と呼ばれる症例がありますが、目の上のたるみ治療とは別の治療(健康保険適用による挙筋短縮、または自費による部分切開挙筋短縮)を行う必要がありますのでご注意ください。
詳しくは「眼瞼下垂」のページをご参照くださいませ。
しらさぎ形成クリニックの目の上・目の下のたるみ取りの施術
当院では目の上・目の下のたるみ取りについて、以下の治療方法を実施しています。
▼目の上のたるみの場合
- ◆治療方法:眉下切開
-
眉下切開は、眉下リフト・眉毛下切開などとも呼ばれる施術方法で、上まぶたのたるみを改善する方法です。
この10年ほどでメジャーとなった比較的新しい術式といえます。
この術式では、眉毛の下のラインに沿って切開を行い、縫合によって上まぶたや二重ラインにあるたるみを除去します。
また、上まぶたのたるみだけでなく、下まぶたのたるみも気になるという患者様には、目の下のたるみ取り脂肪取りを併せてご提案する場合もあります。
▼目の下のたるみの場合
- ◆治療方法1:目の下のたるみ取り
-
目の下のたるみ取りの切開は、下眼瞼切開法とも呼ばれる施術で、下まぶたのたるみ・しわ・ふくらみ・クマなどを解消するために行われる術式です。
施術では、「毛包斜切開」という、毛の流れに沿って皮膚を切って極力傷が目立たない方法で行います。
このとき、皮膚を上に引き上げて縫合を行うことにより、下まぶたのたるみを根本的に改善する効果を期待することができます。 - ◆治療方法2:目の下の脂肪取り
-
目の下の脂肪取りは、たるみ・しわ・ふくらみ・クマの直接的な原因となっている脂肪そのものを取り除く施術方法です。
眼球のクッションとなっている眼窩脂肪(がんかしぼう)は、加齢とともに眼球が下垂することで前に押し出されるように突出してきます。
そのため、下まぶたの裏側(結膜)を切開して余分な脂肪を取り除くことで、不自然なふくらみを抑えることができます。
目の下の状態を確認しつつ、左右のバランスを整えながら施術を進めていきます。なお、若年者で目の下が膨らんでいてクマがあるように見える場合には結膜面を切開するのみの施術となるため、皮膚に傷は残りません。 - ◆治療方法3:目の下のたるみ取り+脂肪取り
-
目の下のたるみ取りと脂肪取りを同時に行う施術方法もご提供しています。
目の下のたるみ取りによって、たるみを形成していた余剰皮膚を切開するとともに目の下の脂肪取りで余分な眼窩脂肪を取り除くことができるため、たるみ・しわ・ふくらみ・クマのより高い改善・解消効果を期待することができます。
なお、壮年期以降で小じわも多く、加齢と共に目の下が膨らんできている場合には切開は目の下のたるみ取りと同じ部分に施し、同時に創部から脂肪も摘出します。
この時に行う脂肪取り手術は、たるみ取りと同じ傷から脂肪を取るので、新たな傷ができません。
目の上・目の下のたるみ取り施術の流れ
- ①カウンセリング
- 患者様の目の周りのたるみの状態を確認したうえで目の上のたるみ取り(眉下切開)、目の下のたるみ取り、脂肪取り、眉下切開のいずれがベストな施術かを決定します(施術を併せてご提案するケースもあります)。このとき、痛みに弱い方や施術に心配事がある方などはご相談いただければ適切な対処をするようにご説明をいたしますので、お気軽にお申し付けください。
- ②施術
-
目の上のたるみ取り(眉下切開)、目の下のたるみ取り、脂肪取り、眉下切開を、患者様のたるみの状態に合わせて適時行っていきます。
個人差はありますが、施術時間は約30分程度となります。なお、「毛包斜切開」という、毛の流れに沿って皮膚を切って極力傷が目立たない方法で行います。
【施術時間】
目の下脱脂:40分
眉下切開:60分
目の下たるみ取り(脂肪取りも含む):75分 - ③術後・経過観察
-
術後は経過を観察し、5~7日間程度で抜糸のために通院をいただきます(※ただし、目の下脂肪取りのみの場合は抜糸はございません)。
基本的に、施術当日でもアイメイク以外は可能であるほか、シャワーも施術部位を濡らさないようにすれば当日から入っていただくことができます。
目の上・目の下のたるみ取り施術症例
下眼瞼脂肪取り(20代 女性)
◆施術解説
経結膜アプローチで下眼瞼の眼窩脂肪を除去しました。
術前と術後1ヶ月、左右差はほぼ無くなっています。
◆リスク・副作用
内出血、左右差、陥凹、脂肪が残る 等
取りすぎると凹むリスクがあります。取り足りないと追加で取る必要があります。
手術中に座って確認し、左右差を無くします。
目の上・目の下のたるみ取りについてのよくある質問
- 目の上・目の下のたるみ取りのダウンタイムや傷跡はどれくらいのものですか?
-
当院の目の上・目の下のたるみ取りで行う切開はほんの少しの傷跡となりますので、治りも早くダウンタイムも比較的短くて済みます。
術後はほとんど傷跡も目立ちませんのでご安心ください。
※脂肪取り手術のみ、皮膚切開がないのでダウンタイムはさらに軽いものとなります。
なお、各施術における具体的なダウンタイムの期間、抜糸の有無は以下をご参考ください。いずれの方法も傷跡はかなりきれいで、ほとんど分からなくなります。
▼腫れ、内出血などのダウンタイムが見られる期間
眉下切開、目の下脂肪取り、目の下たるみ取り:1週間
目の下脂肪たるみ取りのみ:10~14日
▼抜糸
眉下切開、目の下たるみ取り、脂肪たるみ取り:5~7日
目の下脂肪取りのみ:抜糸不要 - 20代でも目の周りのたるみ取りを行う人はいるのでしょうか?
-
目の周りのたるみが出るのは加齢ばかりが原因ではなく、生まれつき眼窩脂肪が少ないためにくぼみやクマが出来てしまうケースなどもあるため、年齢に関係なく起こる症状だといえます。
若い女性でも施術を希望される方はいらっしゃいますので、お気軽にご相談ください。 - コンタクトレンズは目の周りのたるみ取りの術後も装着できますか?
-
術後すぐに着用いただくことも可能ですが、ときおりコンタクトレンズがゴロゴロするという症状が出る患者様もいらっしゃいますので、念のためメガネをご持参いただくと良いでしょう。
症状は経過とともに解消されていくため、その後は安心して装着いただけます。 - 施術したことを周りに知られたくないのですが大丈夫ですか?
- 目の上・目の下・目元の皮膚は回復の早い部位であり、切開する場所も大きくないため、目立つ心配はほとんどありません。
当院では、縫合する糸も透明で目立たない糸を使用しています。
目の上・目の下のたるみ取りの施術における注意点
術後の経過には個人差がありますが、当院の目の上・目の下のたるみ取りは切開を行う関係上、術後に多少の腫れ・赤み・痛みがある場合があります。
また、稀に内出血が見られる場合もありますが、時間の経過とともにこれらの症状は改善されていきますのでご安心ください。
目の上・目の下のたるみ取りの料金表
上まぶた
手術
-
眉下切開
330,000円
下まぶた
手術
-
下まぶた眼窩脂肪取り
220,000円
-
たるみ取り
280,000円
-
下まぶた脂肪と
たるみ取り440,000円