しらさぎ形成クリニックの美容コラム

しわ・たるみ 目元

上まぶたの悩みを解消する施術とは?目の上のたるみの原因や対処法も解説

加齢とともに上まぶたのたるみが目立つようになります。実年齢よりも老けた印象を与える恐れもあるため、目の上のたるみを気にしている方は多いのではないでしょうか。一度、できた目の上のたるみは、セルフケアでは改善できません。近年登場した眉下切開でたるみを引き上げることで、若々しい目元を実現できます。

この記事では、上まぶたの悩みの原因や解消法、クリニックで受けられる施術などについて詳しく解説します。

目の上の悩みは、その多くは「たるみ」です。しわやシミなどもできますが、多くの人はたるみに悩んでいるでしょう。加齢とともに上まぶたが下垂することでたるみ、ひどいときは視界をさえぎります。また、しわやふくらみ、クマなども現れている場合は、ますます実年齢よりも老けて見えてしまいます。

目の周りは皮膚が薄いため、乾燥や紫外線などの影響を受けやすい部位です。頬や口周りはそれほどしわやたるみがなくても、目の周りだけは大きくたるんでいるケースも少なくありません。

目の上のたるみは、20代でも悩んでいる方がいます。60代にもなれば多くの人に目の上のたるみやしわ、ふくらみ、クマが見られます。

加齢

目の上のたるみは、加齢による皮膚の老化によって発生します。老化と共に、お肌の弾力をつかさどるヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分が減少し、重力に逆らえずに上まぶたが垂れ下がり、目の上のたるみとなります。
中には、目の上のたるみが二重を形成するしわにかぶさってしまい、奥二重のように見えてしまうケースもあります。

つけまつげやマスカラの多用

つけまつげやマスカラを頻繁に使用すると、上まぶたが重力にさからえなくなってたるみやすくなります。

パソコンやスマートフォンの長時間の使用

パソコンやスマートフォンを長時間使用すると、目の血流が低下してたるみやすくなります。また、まぶたを上げたり下げたりする際に使う筋肉の力が弱まることも理由の1つです。

目の上・下のたるみは、その原因を取り除かない限りは何度施術を受けても再発します。加齢によってある程度はたるむものですが、原因を解消しなければ同年代の人よりもたるみが大きくなるでしょう。

眉下切開は、眉下リフトや眉毛下切開などとも呼ばれる施術です。眉毛の下のラインに沿って切開し、皮膚を引き上げて縫合することで上まぶたのたるみを改善します。

眉下切開は次のような人に向いています。

・加齢によってまぶたがたるんで前から見たときに目が三角になっている
・上まぶたが腫れぼったい
・たるみによって二重ラインが見えなくなっている
・ダウンタイムを最小限に留めたい
・眉とまぶたの間が広くて目尻が下がっているように見える

眉下切開は、次の流れで行います。

1.皮膚切除のデザイン

目の周りを十分に観察し、たるみを改善するために切除すべき皮膚をデザインします。

2.余剰皮膚の切除

施術は麻酔下で行います。デザイン線に沿って切開し、余分な皮膚を切除します。このとき、必要に応じて脂肪も除去することで、よりきれいな見た目へと改善します。

3. 眉下ラインに沿って縫合

皮膚や筋肉を引き上げつつ、眉下のラインに沿って縫合します。眉下ラインに隠れるため、傷痕や縫合跡は目立ちません。術後、5~7日程度で抜糸します。

眉下切開には、次のようなメリットがあります。

傷跡が目立たない

眉下切開は眉下のラインを切開するため、傷痕が目立ちません。どれだけ目の上のたるみがなくなっても、傷痕が目立ってしまうと悩みは解消できないでしょう。

腫れが少ない

眉下切開は、メスで皮膚を切開する以上は腫れや内出血が生じます。しかしながら、当院では腫れや内出血を抑えるよう工夫しているため、ダウンタイムが短くなります。それだけ早く元の生活に戻ることができるため、精神的な負担も少ないでしょう。

周りの人に気づかれにくい

眉下切開は、本来の目の形を変える施術ではないため、周りの人に気づかれにくいことがメリットです。

目の上のたるみ取りは、次の流れで行います。

1.カウンセリング

上まぶたの悩みを解消するには、切除する皮膚や脂肪の量を慎重に見極める必要があります。切除しすぎても、切除が足りていなくても目の印象が悪くなる恐れがあります。そのため、脂肪を切除する必要性やその量、どこを切開するのかなどを適切に判断できる医師に相談することが大切です。

カウンセリングでは、目の周りを十分に観察し、治療計画を適切に立てます。また、患者さまの不安や疑問などを解消する場でもあるため、ご質問にも可能な限りお答えいたします。

2.施術

眉下ラインを切開して皮膚や脂肪を取り除きます。目立たないように縫合します。

3.術後・経過観察

眉下切開のダウンタイムは約1週間です。腫れや内出血などの症状が現れます。また、術後、約5~7日で抜糸します。

目の上の悩みを解消するには、原因を取り除くことが大切です。次のように心がけて、目の上のたるみを悪化させないようにしましょう。

規則正しい生活

規則正しい生活は、肌のターンオーバーの正常化につながります。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのサイクルのことで、正常に起きていなければ肌のバリア機能が低下します。その結果、紫外線や乾燥の影響を受けやすくなり、たるみの悪化を招くのです。

十分かつ良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動などを心がけましょう。

正しいスキンケア

目の周りは皮膚が薄いため、丁寧にスキンケアしましょう。洗顔のときはゴシゴシ洗わず、指先で優しく丁寧に洗います。また、保湿ケアでは化粧水や乳液はもちろん、必要に応じてアイクリームを使いましょう。スキンケアは肌の土台づくりの基本のため、しっかり見直すことが大切です。

紫外線対策

紫外線は、コラーゲンやエラスチンといった弾力成分を壊したり変性させたりします。そのため、目の周りの紫外線対策は必須です。日焼け止めを塗るのはもちろん、UVカット機能つきのサングラスで紫外線をシャットアウトしましょう。つばの広い帽子をかぶるだけでも目元への紫外線の影響を抑えることができます。

上まぶたの悩みは、眉下切開で余分な皮膚や脂肪を切除することで解消できます。ただし、上まぶたのたるみの原因を解消しない限り、何度でもたるむでしょう。同年代の人よりもたるみが大きいと、実年齢よりも老けて見えてしまうため、大きな悩みになりかねません。

しらさぎ形成クリニックでは、目の周りを十分に観察したうえで切開する箇所をデザインし、熟練の技術と豊富な経験に基づいたハイレベルな施術で、目の周りの悩みを解消します。まずはお気軽にご相談ください。

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