多汗症(保険診療)
1.多汗症とは?
多汗症とは、日常生活に支障をきたすほどの発汗が生じる病気です。特に、わき(腋窩)や手のひら(手掌)に汗が多く出るケースが多く、 「原発性腋窩多汗症」 や 「原発性手掌多汗症」 と呼ばれます。
発症の原因ははっきりとは解明されていませんが、自律神経のバランスや遺伝的要因が関係していると考えられています。
2.しらさぎ形成クリニックでは、こんなお悩みの方が多汗症治療を受けています
- わき汗が多く、シャツに汗じみができやすい
- 手のひらに常に汗をかき、人と握手するのに抵抗がある
- 勉強や仕事で紙が汗で濡れてしまう
- 市販の制汗剤では効果が不十分
3.しらさぎ形成クリニックの多汗症治療
当院では、患者様のお悩みやご希望に合わせて、治療メニューをご提案いたします。
4.原発性腋窩多汗症(わき汗の多汗症)
治療薬:エクロックゲル
国内で承認された外用薬で、わきの汗腺に直接作用し、発汗を抑える効果があります。
- 特徴その1: 日本初の「原発性腋窩多汗症」専用の外用薬
- 特徴その2: ご自宅で簡単に塗布できるセルフケア治療
- 特徴その3: 副作用が少なく、日常生活に取り入れやすい
5.原発性手掌多汗症(手のひらの多汗症)
治療薬:アポハイドローション
手のひらに使用できる外用薬で、汗腺に働きかけ発汗を抑えます。
- 特徴その1: 手掌の発汗に特化した国内承認薬
- 特徴その2: 日常生活で困る「手の汗」を軽減
- 特徴その3: 学校や仕事中でも手の汗を気にせず集中できる
6.治療の流れ
① カウンセリング
施術前にカウンセリングを行い、症状や生活への影響を丁寧にお伺いします。お肌の状態を確認し、適切な治療薬をご提案いたします。
② 施術(処方)
多汗症の治療を開始します。主に外用薬の処方を行います。
③ 術後(アフターケア)
使用方法や副作用のチェックを行い、安心して治療を継続できるようサポートいたします。
7.治療の回数・詳細
- 治療回数:毎日の塗布で効果を実感(継続的な使用が必要です)
- 施術時間:診察・処方は約15〜30分程度
- ダウンタイム:ほぼありません。日常生活に支障なく治療可能です。
- それぞれの注意点について、診察時にもご説明します。
多汗症(保険診療)についてのよくある質問
- Q
- 市販の制汗剤との違いは?
- A
- 市販品は一時的に汗を抑える効果ですが、エクロックゲルやアポハイドローションは医学的に有効性が認められた医薬品です。
- Q
- 副作用はありますか?
- A
- 肌のかゆみや赤みが出る場合がありますが、多くは軽度で一時的です。
- Q
- すぐに効果は出ますか?
- A
- 個人差はありますが、数日から数週間で効果を実感される方が多いです。
8.多汗症治療における注意点
下記に当てはまる患者様には、多汗症治療をお受けいただけません。あらかじめご了承ください。
- 使用薬に対してアレルギーのある方
- 妊娠中または授乳中の方
- 重度の皮膚疾患をお持ちの方
多汗症(保険診療)の施術料金表
- エクロックゲル
- 医師の原発性腋窩多汗症診断後、保険診療の自己負担額によります
- アポハイドローション20%
- 医師の原発性手掌多汗症診断後、保険診療の自己負担額によります
- 腋臭症手術(皮弁法)
- 医師の診断後、保険診療の自己負担額によります。(手術コードK008)
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術後は安静にしていただき、目への刺激は極力避けていただくようにお願いいたします。
眼瞼下垂の手術の術式にもよりますが、術後に眼帯をつけた場合には翌日までは外さないようにしてください。
帰宅後に目に痛みを感じた場合には、こすったり、触ったりせずに痛み止めを飲んでいただき、痛みが治まらない際は当院までご相談ください。
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